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横浜市K邸 事例紹介

横浜市K邸

・構造:木造(在来軸組)
・敷地面積:109.17m2(32.95 坪)
・設計:呉屋彦四郎
・施工:アートウェッブハウス
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この建物・デザインについて
横浜市の緑が残る静かな住宅街に、この住宅は立地しています。敷地は南東 に開いて、丘陵を望むことができるものの、いくつかの建物が周囲に近接しています。当初より建築主から、
「住宅の色は“白”を基調とする」
「プライバシーが確保された中庭を設ける」
「床材にタイルを多く用いる」
という3つの要望が上がりました。建築計画に際しては、この立地条件と建築主の要望を踏まえて、限られた敷地の中で中庭を十分に生かし、その他の空間と中庭が一体となって広がりのある空間となることを大きなテーマとしています。
具体的にいうと、エントランスコートとしての役割を併せ持った中庭は、約3m×5mの広さにして住宅の中心に設け、それを左右から取り囲むようにリビングとダイニングを配置しました。またそれだけでなく、リビングと中庭、そしてダイニングの床材を同じ白いタイルで仕上げることによって、この3つの空間を一体化させることに成功しました。その他、2階にはエントランスコートの上部をはさむ形で、西側に浴室、東側に寝室を配置しました。
また、周囲の三方を建物に囲まれていることから、中央のエントランスコートや東側のファサードにアルミ製の縦格子を用いることで、リビングと中庭はプライバシーを確保しながらも、開放感のある空間としました。縦格子には、室内外の境界をあいまいにする目隠しの効果や、光をやわらげる効果があり、縦格子を通じて入る淡い光と、それとは対照的に中庭から入る光は、この住宅に求心的な役割を十分に与えるだけでなく、中庭とその他の空間との関係性をより一層強いものにすることができたと考えます。
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