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バリアフリー住宅を建てたい


■バリアフリー住宅の目指すところ

いま、「バリアフリー住宅」や「ユニバーサルデザイン住宅」が注目されています。実際にバリアフリーやユニバーサルデザインの仕様としては、どのようなものをイメージされていますか?
ほとんどの場合、「段差がない」とか「手すりがついている」といったように、何かしらの機能を備えた住宅を想像されるのではないでしょうか。
意外に思われるかもしれませんが、いたれりつくせりの機能ゆえに、逆に「自立した生活」を妨げるのではないかという考え方もあるのです。
確かに、住まいは快適であるべきです。だからと言って、まだ若いうちに、何十年も先の「老い」を想定して徹底したバリアフリー住宅をつくることは、本当によいことなのでしょうか?

■注文建築のバリアフリー

小さな段差は、小さな子供や高齢者だけでなく、健康な大人にとっても、うっかりつまづいてしまう原因となります。しかし、はっきりと認識できる高さの段差や階段は、かえって足腰を鍛えることになるし、何か動作を行う際に腰をかけることもできる、という考え方も存在しています。
屋内で車椅子を使用する家族がいれば、段差はない方がよいでしょう。廊下も車椅子の回転幅を考慮して設計すべきです。現在と将来を考え、必要な設備を取り入れることはもちろん必要です。
一方で、ハンディキャップを持たないのに「老い」を恐れ、オーバースペック的にバリアフリー住宅を目指すべきなのか、考えてみてもよいかもしれません。
身体状況の変化は人それぞれに訪れます。画一的に統一されたバリアフリー機能よりも、個人に合わせたレベルのバリアフリーデザインが、これからは必要なのではないでしょうか。


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